翼の折れたエンジェル

MRIのイメージ写真

こんにちは、増田です。

先日、人間ドックに行って参りました。40歳を過ぎてから、毎年行くようにしています。僕は人間ドック1ヶ月くらい前から、緊張します。なぜなら僕はヘタレだからです。とても痛みに弱く、注射も大の苦手です。そんな僕にとって、山場が2つあります。1つ目は採血です。マジで怖いので、毎回ベッドに寝かせてもらってから採血します。もちろん目はガッチリ閉じています。格好悪くてもベッドに寝かせてもらいます。終わってからも、精神的に立ち直るまで寝かせてもらいます。2つ目は血圧計です。「血圧計が怖いの?どれだけヘタレ?」という世間様の認識は、承知しております。しかし、あの締め付けられてから、ドクンドクンとするのが苦手なんです。これも寝てやりたいくらいですが、男の子なので我慢しています。

採血と血圧計が終わってしまえば、あとは楽勝です。余裕のよっちゃん、バリウムもかっぱのへです。一気に、いつもの素敵な笑顔に戻ります。今年はさらに、MRIもお願いしてありました。MRIってご存知ですか?「みかんは、冷凍が、1番旨い」の略です…なわけないです。僕は初めての体験で、説明には「割と楽な検査です」と書いてあり「寝てもいい」とありました。「これもかっぱのへだなぁー」と、完全にリラックスしていました。担当の先生にも「寝ちゃってたら起こしてくださいねー」とか、調子こいた発言をしていました。この時は余裕だったんです。どういう状況になるのか、全く理解してなかったからです。僕の中では「採血と血圧計終わったしー」と思っていましたから。。。

しかし、何やら筒みたいなところに入れと言われ、体を締め付けられました。体全体で、血圧計の中に入ってしまった感じです。「これ無理」──正直そう思いましたが、男の子だし、そもそも大人だし、会社では1番偉いし。。。イケメンだし、昔は生徒会長だったし。。。なので「我慢しよう」と思いました、最初は。しかしです。全身血圧計MRIの検査がスタートしたら、凄まじい音が鳴るではありませんか!!!「はい、むりー」──あらかじめ渡されていた緊急ボタンを連打しました。多分30回位、押しました。筒から出された僕は、もうヘロヘロで、全身に力が入らない状態でした。僕が緊急脱出ボタンを連打したため、先生と看護師さんがたくさん集まってきました。しかし、話しかけられても答えることが出来ないくらい、ヘロヘロでした。そして向こうから、血圧計を持って走ってくる看護師さんが見えました。「いや、それも苦手なんです」と言う間もなく、血圧を測り始めました。。。泣きっ面に蜂、ってやつです。しばらく寝かしてもらい、ようやく立てるようになりましたが、MRIは棄権しました。めちゃくちゃ恥ずかしくて、穴があったら入りたかったのですが。。。MRIの穴から出てきたばかりでした。。。

その後、問診で健康に関するアドバイスを受けました。「健康的な食事を意識して、野菜から食べるようにしてください、あ、そうそう、フランス料理の食べる順番はとても理にかなっているんです、フランス料理って食べたことありますか?」と聞かれました。僕は内心「はぁ?誰に言っとんじゃい!毎日作ってるわい!」と思いましたが、その日の僕は、牙を抜かれ、翼をもがれた状態だったので「い、いえ、あ、あまり食べたことないです」と答えてしまいました。もうどんだけヘタレー。

以上僕の人間ドック事件簿でしたぁー。。。皆さんも健康に十分注意してください!MRI=みんなで、れいわを、生き抜こう!お後がよろしいようで、チャンチャンです。毎日フランス料理作っていますので、ご来店お待ちしております^_^