憧れのパイ包み焼き

こんばんは、増田です。

今日は、来月のオススメメニューです。『和牛のパイ包み焼き』です。なぜ、このメニューかと言いますと。。。世の中がこんな状況なので、少しでも元気が出そうなメニューないかなぁと、昔の修業時代のレシピを眺めていると、『和牛のパイ包み焼き』に目が止まりました。当時「これぞフランス料理」という感じのこの料理に、憧れたものです。シェフや先輩の目を盗み、試しに見よう見真似で焼いてみたり。。。結局バレて、徹底的にダメ出しを食らいながら、ご指導頂いたり。。。そんなことがあり「今月のメニューはこれにしよう！」と決めました。当時と全く同じでは進歩がないので、フォアグラも一緒に包み込みます。『和牛とフォアグラのパイ包み焼き』にします。当時の僕に、食べさせてあげたいです^_^

フォアグラを入れることにより、その香りが和牛全体に染み渡ります。お肉をよくコネてから、パイで包みます。パイで包んでいるため、芳醇な香りは外に逃げません。さらに、肉汁もパイ生地が吸うため、外に逃げません。香りと旨味を閉じ込めるためにも、非常に理にかなった料理です。「ただ見た目だけではないんです」と、今なら分かります。パイ包みにナイフを入れる瞬間は、“ドキドキワクワク”します。湯気とともに、フォアグラの香りが立ち上がり、ジュワーっと肉汁が流れ出します。サックサクのパイ生地と、柔らかい和牛との食感のコントラストは、何とも言えません！まさに、フランス料理です！

では、コース内容です。