こんばんは、増田です。
ボンマスダに設置した、東日本大震災の募金の報告です。総額39,620円でした。石巻の市役所の担当者に、この募金を東北の子どもたちのために使って欲しい旨を伝えました。その答えとして「募金を年齢別に振り分けることは、現状のシステム上不可能である」というものでした。しかし、その担当の方は、僕の意向をとても考慮していただき。。。そういう事でしたら、「『石巻市社会協議会』に電話してみてください」と、ご提案していただきました。石巻市の子ども食堂を、統括している部署だと説明を受けました。早速お電話して、全て経緯をお話しました。ボンマスダでも子ども食堂をやっていること、お客様からお預かりした募金を子どもたちの未来のために使って欲しいこと、来年以降もずっと続けるのでずっと受け取って欲しいこと──担当の高橋さんという方は、僕の話を最小限の相槌で、聞いてくださいました。少し間をおいて、「増田さん、本当に本当にありがとうございます」と心のこもった、『ありがとう』をいただきました。見えはしませんが、電話の向こうで、頭を下げているのが分かりました。細くても、『長い』お付き合いをさせていただきたいと思っています。
皆さんからの熱い想い、必ず届くはずです。そう思える担当の方でした。困った時はお互い様なんだ──清水の子どもたちにも、しっかり伝えたいです。今回の募金の際に、思いもしなかったことが、たくさん起きました。料理教室やランチ、ディナーでご来店されたお客様から、「募金箱はどこにあるの?」と、毎日毎日言われました。車や自転車で、時には徒歩で、募金を持ってきてくださった方も、たくさんいました。スーパーで僕を見かけ、「増田さん、これ募金して」と、お財布をバックから慌てて取り出した方もいました。人と人との関わりが希薄になったと言われますが、果たしてそうでしょうか?まだまだ人情味溢れる人は、たくさんいます。少なくとも、ここ清水には確実にいます。そんなことを感じることが出来た、募金活動でした。
一日も早い復興を、願うばかりです。ご理解、ご協力頂いたメール会員様へ、心よりお礼申し上げます。