問題児が…

セミナーのイメージ写真

こんにちは、増田です。先日、静岡県教職員互助組合様のご依頼を受けて、ボンマスダが実施している『子ども食堂』について、お話をさせていただきました。“元”先生方たちの前で講演。。。ちょー緊張しました!まさか僕が、先生方の前で講演する日が来るなんて、夢にも思いませんでした。なぜなら、僕は昔、問題児だったからです。。。問題児だった増田が、先生方の前で講演をしている。。。おそらく、僕を指導してくださった恩師の方々は、涙なくしては見られないと思います…ちなみに、今は深く反省しています。

そもそも4年程前に、なぜ子ども食堂を始めたかと言いますと、“シングルマザーのご家庭の小学生が1人で夕飯を食べている”──そういう境遇の子どもが全国にいるというニュースを見て、とても心苦しくなったからです。そのニュースの中で、「そういう子どもたちを救うために、子ども食堂という存在がある」と知りました。そして、「これなら自分にも出来る」と思ったから、始めさせていただきました。当初は、シングルのご家庭のとしていましたが、今は市内の全ての小学生を対象にしています。《食育》をテーマにして、生産者などのゲストスピーカーの方に、色々なお話をしていただいています。今回の講演の中で。。。子ども食堂を通じて、僕が伝えたいことは、「信じていい大人がいる」ということ、社会で生き生きと働く姿を見せて「大人になるのも楽しみだ」と思ってもらいたいこと、とお話しました。皆さんが、そこに深く頷いてくださいました。とても共感してくださったことが、本当に嬉しかったです。稀にですが。。。大学や企業様から、講演依頼をいただけるようになりました。なぜかまだありませんが、サイン会や握手会のご要望にも、ご対応させていただきます。。。

最後になり大変恐縮ですが、いつも子ども食堂にご理解ご協力をありがとうございます。寄付をしてくださる方々にも、深くお礼を申し上げます。子ども食堂を始めて4年になります。子どもたちは少しずつ確実に、成長しています。そして、全員いい子です。子どもたちの未来は明るいです。微力ではありますが、その明るい未来がより明るくなるお手伝いが出来れば幸いです。その想いを次世代に伝えるべく、僕はずっと歩み続けます。笑顔いっぱいの子どもたちと一緒に。