218年前のナポレオン

フランスの凱旋門

こんにちは、増田です。

懺悔です!本当に申し訳ございません!今月の料理教室のお知らせを、していませんでした。ローストビーフのご注文を150本以上いただきまして、夜な夜な仕込みをしていました。。。言い訳ですね。。。

今月のメニューは『鶏肉のマレンゴ風』です。今から218年前。。。ナポレオンがミラノ近郊にあるマレンゴ村にて、オーストリア軍を破った戦いに由来した料理です。ナポレオンは戦いに勝利し、気分が高揚する中、専属の料理人がその勝利を祝うため作ったという文献が残っています。使う食材は、鶏肉、トマト、ニンニク、玉子、クルトン、白ワイン、エクルビス(ザリガニ)。材料と作り方を見ると。。。同じ料理人として、『かなり慌ててるな』と想像出来ます。おそらく、戦いの混乱の中、目の前にあった食材をかき集めて、作ったのではないでしょうか。もちろん、試作なんてやっている状況ではなかったと思います。もしナポレオンがお気に召さなければ、首をはねられるかもしれない。料理人もまた、命をかけた戦いだったのです。そんな追い込まれた精神力で作ったからこそ、素晴らしいものが出来上がったんだと思います。

こういう料理を作ると、218年の時を超えて、当時の料理人と少しだけ会話したような感じがします。しかし、種々雑多な料理に見えますが、しっかりと技術も織り込まれています。フランス料理に不可欠で需要な“ある”手法もお伝えします。この手法は、とても誤解されているものなので、しっかり身につけていただきたいです!旦那様に「今日の夕飯は、218年前のマレンゴでの、勝利の美酒に酔う宴を再現するわ」とお伝えください。「そんな事が出来るのか?」と聞かれたら、「吾輩の辞書に不可能という文字はない」と自慢げに言っちゃってください(^^)とても縁起のいいお料理です。これからの人生で、普段の食卓でも、門出を祝う場面でも「使える」メニューだと思います。

店内の告知で残り少なくなっています。ご参加希望の方はお電話ください。

【開催日】

  • 5月6日(日)…あと2名様
  • 5月10日(木)…あと2名様
  • 5月13日(日)…あと2名様
  • 5月14日(月)…満席
  • 5月20日(日)…あと2名様
  • 5月24日(木)…満席
  • 5月27日(日)…あと3名様
  • 5月31日(木)…あと3名様