こんばんは、増田です。
あっという間に5月。。。という感じを受けます。新学期、新年度、新しい出会い、バタバタした4月が過ぎ、平穏を取り戻す5月。地に足をつけてお仕事を頑張りたいと思う、今日この頃です。
そんな地に足をつける意味で思いついたのが、『地産地消メニュー』です。静岡は温暖で食材に恵まれている土地です。地に足をつけて、足元を見つめ直そうと思い、メニューを組みました。メイン料理を飾るのは「TEA豚」です。清水で育てられた、極上のブランド豚です。餌にお茶を混ぜて育てていることから、その名前がつきました。きめ細かい肉質、ほのかな甘み、噛めば噛むほど増す旨味。食材として1級品です。
僕がなぜTEA豚を知ったかと言いますと。。。子ども食堂の放送を見た牧場主の北川さんから、お電話をいただきました──「あなたのやっていることに協力したい、子どもたちにうちの豚を出してほしい」──北川さんは、非常に情熱的で優しさに溢れた方です。「命をいただいていることの尊さを伝えたい」とおっしゃっていました。一流の人間が作る一流の食材、それがTEA豚なんです。
今回は、TEA豚が育った清水のお茶のパウダーをまぶしてローストします。お茶も清水産です。お茶を食べて育った豚に、お茶を再度まとってもらいます。TEA豚が育った環境を、お皿の上で再構築するイメージです。香ばしく焼けた豚肉にお茶の香りがプラスされ、「甘み」「酸味」「苦味」「塩味」「旨味」をバランス良く引き出してくれます。
では、TEA豚をメインにしたコースの全容です。
- 前菜…富士宮産の野菜たち
- ポタージュ…富士宮産の根菜のポタージュ
- 魚料理…駿河湾で獲れた真鯛とホタテのポワレ、白身魚のムース
- 桜海老を入れて海苔のソースで
- 肉料理…お茶をまぶしたTEA豚のロースト(肩ロース)
- 焼きたてパン
- デザート、コーヒー、紅茶
今回の料金は正直悩みました。TEA豚、桜海老、ホタテ。。。高級食材をふんだんに使います。原材料費を計算すると、6500円はいただきたいです。。。しかし、最近は県外のお客様が凄く増えました。県外のお客様に、清水の魅力をお伝えしたいと思っています。さらに、清水在住の方に、静岡にいる幸せをもう一度噛み締めて欲しいので、5300円(税別)でご提供致します。
さらに、さらに、今月は『母の日』があります。“お母さん”にはちょー特別扱いしちゃいます。詳しくは、次のお知らせで。