授賞式に行ってきました!

ふじのくに食の都づくり仕事人表彰式の様子

こんにちは、増田です。

11月20日に『ふじのくにの仕事人』の授賞式に行って参りました。会場は、静岡を代表する料理人の方ばかりで。。。僕なんかがこの場にいていいのかな。。。と思ってしまう程、ちょー豪華メンバーでした!冒頭で、川勝知事からお祝いのお言葉をいただきました。

「静岡は素晴らしい食材に恵まれていて、食の都である。それを扱える料理人を表彰したい」

そして、僕が最も嬉しかったのは。。。

「ミシュランのようにお店の評価ではなく、料理人個人への評価なんです!あなた達は素晴らしい!」

そう言って貰えたことです。県内に約2万人の料理人の方がいて、この賞を授賞できるのは、僅か1%だけらしいです。授賞式の最中、たくさんのメール会員様の顔が浮かびました。なぜなら、「増田さん、おめでとう〜〜!」って本当に本当に何度も、そう言って貰えたからです。

箱根出身の僕は、清水に来て8年になります。最初は、スーパーに行くのに道に迷い、自分の店に帰るのにまた道に迷い。。。お客様が来ない状況が過度のストレスになり、店内で倒れ、救急病院に担ぎ込まれたり。。。チラシを撒けば、近所にそれが捨てられていて、チラシを拾いながら出勤したり。。。いろんなことがありました。しかし!応援してくださる方が、一人、また一人と、少しづつ、着実に増えていきました。そして、今はこんな素敵なお客様に囲まれています。苦い思い出もまた僕の宝物です。ずっとついてきてくれた、スタッフの西澤は、賞状を持ちながら涙ぐんでいました。その涙に、全てが凝縮しているように思えました。

川勝知事から「これからも【静岡は食の都である】というメッセージを発信し続けてください」と言われました。静岡は、素晴らしい食材の宝庫である。そして、僕は『あったかい人の宝庫である』とも思うのです。素晴らしい食材と温かいお客様に囲まれて、またコツコツと積み重ねていきます。料理人を続けさせていただけることに、心から感謝し、日々精進いたします。変わらぬご指導をお願い致します。

《追伸》
一発ギャグの披露は出来ませんでした。そういう空気じゃなかったです…ご期待して下さった方申し訳ありません…

ふじのくに「食の都」表彰式の看板と増田シェフ